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事実を予見した小説

2016.11.16.Wed.12:24
太平洋戦争が終結するまで、日本はまさに軍人が幅を利かせる、典型的な軍事国家であった。

戦争が始まる直前には、日本中至るところで「欲シガリマセン、勝ツマデハ」という文字が見受けられたものである。

そのような時代なので、アメリカと戦争をして勝利するという内容の戦記小説は非常に人気があったようだ。

内容はいずれも、大日本帝国軍人が精神的に鬼畜米英を上回り、その気概を以って勝利するというもの。この時期には国民単位の士気高揚も必要と考えられていたようだ。

しかし、このような風潮の中で、同じ架空の戦記小説でありながら日本が戦争で大敗を喫するという結末を描いた作家がいたという都市伝説がある。

その名は東車輪太郎。彼は日本人の精神性を賛美はしつつも、それだけでは戦争に勝つことは出来ないと警鐘を鳴らしていたのかも知れない。

小説の中で追い詰められる日本は、まさに現実の日本と同じような状況であった。

戦艦は沈められ、学徒動員兵は次々に戦死。本土には空爆が繰り返され、日本軍がジリ貧になる様子が、嫌というほどリアルに描かれていた。

最終的に敗戦に至る決定打こそ異なっていたものの、大まかな流れはほとんど同じ道のりであったという。

戦後、GHQがこの小説のことを知り、作者の素性がアメリカに通じる人物ではないのかと考え、調査することになった。

ところが、東車という人物の痕跡は、あのGHQを以ってしても一切分からなかったという。

東車という人物は、果たして実在したのだろうか。

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