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「クチタヤマ」の怪

2016.11.20.Sun.12:15
四国にある山々の中には、たった一つだけ、不思議な噂の立つ山があるという。

その山は人里近くにあり、立ち入ることもそう難しいことではない。

しかし、どうしたわけか付近の山々に比べると獣も少なく、山菜などもほとんど生えない、荒廃した環境だという。

そのためか、この山は、「クチタヤマ」と呼ばれているとか。

そのため、探そうと思えばすぐに断定することが出来るということだ。

見分ける最大のポイントは、この山にやたらと不法投棄された物品が多いということである。

なんでも、この山に投棄された物は、極めて短期間のうちにボロボロに劣化してしまうというのだ。

その劣化のスピードを裏付ける具体的な話もある。

付近の高校に自転車通学していた学生が、愛用の自転車の盗難被害に遭ってしまった。

だが数日後、奇跡的にも警察が自転車を発見し、この学生に知らせてくれたのだという。

しかも、わざわざ学生の自宅まで自転車を持ってきてくれたのだから、親切な警察官である。

ところが、無事に手元に戻ってきた自転車を目にした学生は、思わずそれが、本当に自分の物か疑ってしまった。

全体が錆びに覆われ、チェーンも外れてサドルもボロボロに腐食していたのだ。

学生が呆気に取られいると、警察官は「クチタヤマに捨てられてたのが運の尽きだったね」と同情したそうだ。

現地では、その昔贋作の美術品を製作していた者が、夜な夜なニセモノの壷などをクチタヤマに埋め、しばらくして掘り返していたという。

何でも、短時間で経年劣化を再現するには、この方法が一番だったのだとか。

さて、クチタヤマで野宿でもしようものなら、人間はどうなってしまうのだろうか。

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