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幻の大灯台

2017.07.01.Sat.12:37
紀元前より、人々は知恵を絞って航海の指針になるような建造物を作ってきた。

古代アレキサンドリアでは、アレキサンドリア大灯台という巨大なレンガ造りの灯台が建設され、近海を行き来する船の道しるべとして活躍した。

また、このアレキサンドリア大灯台は、先端部分に太陽の光を反射するための鏡が取り付けられており、敵が船で攻めてきた際にはその戦艦の帆に焦点を絞り、炎上させるという機能まで有していた。

記録によれば、その全貌は「天までそびえる巨大な灯台」と形容されている。

そんな大灯台も、地震によって崩壊して久しい。

さて、我が国にも、巨大な灯台にまつわる都市伝説が存在している。

鳥取県の海岸線の何処かに、存在しないはずの大灯台が姿を現すことがあるというのだ。

この噂の発端は、ある密航者の残した手記にあった。

1987年5月に、鳥取県の海岸に流れ着いた古いボートの中で発見されたこの手記には、過酷な船旅の様子がハングル文字で書かれていた。

船の中には布団や食料も備蓄されていたが、食糧の大半は既に腐敗していたとされている。

乗組員の安否は不明。或いはそのまま日本に上陸を果たしたのかも知れない。

しかし、もしかすると彼らは日本ではなく、全く別の国に辿り着いていた可能性がある。

手記の最後のページには、荒々しい筆跡でこうある。

「天までそびえる巨大な灯台が見えた。助かった!」

鳥取県どころか、日本には手記にあるような巨大な灯台など存在していない。

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