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謎の親切な警官

2017.09.29.Fri.12:39
とある裕福なアメリカ人夫婦が2人きりで住む豪邸で1998年、実際に起きた事件。
夫が出勤のために愛車を停めているガレージに向かうと、閉じてあるはずのシャッターが開いている。慌てて駆け寄ると、ガレージはもぬけの空となっていた。夫婦はすぐに警察に被害届を出し、警察の連絡で駆けつけた自動車保険会社のエージェントとも自宅で話し合い、間もなくして保険が下りることが決まった。

車は惜しいがともあれお金が戻ってくるのならと諦めかけていたある日の朝。夫が代車で出勤するためにガレージに入ると、なんと盗難された車が戻っていた。車のボンネットには封筒が挟まっていた。中には手紙と入手困難なミュージカルのチケットが2枚。

「やむを得ない事情のため、無断で車を借りてしまい申し訳ありません。しかし、この車のおかげで大変助かりました。お詫びと言ってはなんですが、ショーのチケットを同封させていただきました。」

車は洗車されており、車内も美しくクリーニングされていた。何はともあれ車も戻ってきた夫婦は、被害届を取り下げ、保険会社にも連絡し、代車は引き払ってもらった。

そして数日後、夫婦はミュージカルを堪能し、満足しながら自宅に戻りました。玄関を開けた妻が絶句する。夫は不思議に思いながらも妻の視線の先を追う。その先には何も無かった。家具という家具、洋服、宝石に至るまで全てが無くなっていた。

慌てて警察に連絡すると、先日会ったばかりの警官が来て夫婦を落ち着かせてくれた。夫は申し訳なさそうに言う。

「この間といい今回といい、全く面目ない。とくに先日は保険会社にまで手配をしていただき頭が上がらない思いだ。」

すると警官はこう応えた。

「はい?警察はそのようなことまで関与しませんよ。」

保険会社の電話番号は、不通となっていた。

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